今年の夏野菜の収穫を振り返る
2021年夏野菜は今ひとつ...あまり収穫できず
今年2月の歴史的大雪の影響だったのでしょうか...
今年は畑を6レーンに分け、連作障害とならないよう、それぞれの野菜の種を昨年とは違う場所に植えました。
畑をするようになってから、”マイガーデン”というノートを私は作っていて、そこにどのレーンにどんな種類の種を植えたのか、日付、種の銘柄などを書き留めています。そして、都度、野菜の成長や、気候、気になったことなどをノートに記録するようにしています。最近は記憶低下が著しいので、こうやってノートに書き留めておくと、1年前のことだけでなく、数日前のことも含め、自分のやったことを思い出すことができて助かってます。
あと天候や気温に関して記録して残しておくと、種まきの日取りや、大雨の時期を昨年と今年の天気予報に照らし合わせながら、予測することができます。まぁ、「予測」といえば、大げさな言葉ですけど、平たくいえば、「いつ頃がいいかなぁ〜、そろそろちょっと○○しとこーかなぁ〜」と言った具合でしょうか。
さて、今年は日本でよく見かける長くて細長い真っ直ぐな”きゅうり”、こちらでは、イングリッシュ・キューカンバーと言うのですが、それを初めて植えてみました。でも、どうも土との相性が良くなかったように思います。昨年はこちらでよく売られている、ちょっとダボっとした太めのキュウリが大量収穫でき、同じキュウリだし、きっとイングリッシュ・キューカンバーも成長問題ないだろうと自分で自信を持って植えたんですけど、結果は全くダメ。何がダメかと言うと、収穫数もさることながら、キュウリ自体が苦くて食べられないのです。結局、シーズン終わりごろに昨年と同じ種類のキュウリを植えたところ、きちんと育って食べられる状態でした。来年からは、この種類のキュウリ一本を植えようと思ってます。
オクラとゴーヤは、本当に何も手入れしなくても、虫がよって来ないし、どんどん実がなるものなのですが、今年はこれも不調でした。どうして不調だったのか原因がわかりません。ただ、普段オクラには寄ってこないカメムシが葉っぱに結構来ていたのと、7月/8月に雨が本当になくて、私の水やりの量が足りなかったせいかもしれません。
今年、1つだけ嬉しい収穫があるとすれば、初めてトマトが畑で成長したことです。日本にいるときは、トマトなんて、簡単に育つじゃん!って思っていたし、実際に育っていたので、この畑の土地でこんなにもトマト作りに苦労するとは思ってもみませんでした。我が家の畑の土の性質として、酸性が強い感じです。ですので、土をトマトの好む弱アルカリ性にしてみようと、2年連続で冬の時期に石灰を蒔きました。その効果が今年出たのかもしれません。
ただ、残念なのは、実がなると、青虫がすぐよってきて、人間が寝ている間に食べてくれ.... お店で売られているような綺麗な傷のない赤色トマトを収穫できたのは、ほんの少しでした。でも、虫に少々食われていようが、私はお構いなく収穫して頂きました。
私が夏野菜で一番好きな、ズッキーニとイエロースクワッシュは、昨年とほぼほぼ同じぐらいの量の収穫でした。この野菜とカボチャたちは、今年は大量カメムシの餌食となっていました。
我が家は、あくまでも無農薬で野菜を育てることをモットーにしてますので、仕方ないことですが...
年初の歴史的大雪で鳥がその寒さに耐えきれずに、たくさん凍え死んじゃって(うちの庭にもバタバタと鳥たちが倒れてました・・😢)、本来その鳥が春先に畑にやってきて、小さな虫たちを食べてくれる役割を果たしてくれるのですが、今年は目に見えて、鳥が少なかったと感じます。生態系が少しでも崩れると、個人の野菜作りにも影響するものだと自然は学ばせてくれます。
さて、先週、夏野菜を植えた畑を主人に耕作機で耕してもらいました。畑の一部のみ冬野菜用に少し種を蒔き、ほとんどのエリアをウィンターシーズン中、土を休ませることにします。