種から育った🍁もみじ

種から育ててみました

ここアメリカ南部でも人気、日本の”もみじ”




昨年10月初旬に、知り合いの庭先にある日本のもみじが種をつけ始めたので、その種を少しいただきました。こちらのガーデンセンターでも、日本のもみじは人気商品のようで、植え付けのシーズンになるとよく見かけます。

購入しても良かったのですが、ふと実家のもみじの木の下から自然に落ちた種が、ヒョロヒョロと芽が出ていたことを思い出し、種から育ててみたいなぁ〜と思いたちました。

我が家は、主人がホリコーチャー(ガーデニングのプロ)なので、植物を種から育てることをよくやっています。東京にいた時は、水元公園に自転車でよく出かけて行っては、「珍しい種を拾ってきた!」と言って、マンションのベランダで育てていたものです。結局、アメリカ移住する際にそれらは私の実家に送ったり、親類にあげたりして、引き取ってもらいましたが、実家では今尚、成長している様子です。

息子も主人のDNAなのか、うまいこと種から育てていて、これまでにヒイラギ、柳の木、メイプルの木などを成長させ、メイプルの木に至っては、学校の友達が母の日にプレゼントしたいから買いたいということで、50セント(40円ぐらい)で売ったこともありました。

こういう二人の”グリーンサム”が目の前にいるので、植物に関しては、私はほとんど出番がありません。

しかし!

この ”もみじ” だけはこっそりと二人がいないのを見計らって、我流で植えてみました。ご想像できるかと思いますが、主人に話したら、私のやり方に、いちゃもんが入り、息子に話したら、自分でする!と言い張りますので。😂

🍁🍁🍁


  • 初めに、葉っぱから蝶のような形の種を枝から外します
  • 次に、対になっている2つの種を切り離して、種だけを取ります
  • その種を丸1日水につけます
  • 翌日、”こっそり”と、ポットや庭先、息子の盆栽の植木鉢などに、種を入れ込みました

今年の春になって、仕込んだ種から8つほど芽が出てきて、夏には20cmぐらいそれぞれ成長してくれました。特に、盆栽の植木鉢のもみじが一番成長が早く元気で驚きました。私としては、盆栽にもみじが入ったら、風情があるよな〜程度の小粒なモミジをイメージして種を仕込んでいたんですけど...想定外でした。😅 そして、この秋に、これらのもみじを山の土地に直接植え替えしました。


さて、この月曜日に山に行った時に、その1つが 綺麗な真っ赤な色 をして元気に育っており(一番上の写真)、他のもみじの木は冬に向けて葉っぱがすべて落ちてしまったのか、細い木だけの状態でした。でも来年にかけて成長に問題ないようです。

山の土地には、メイプルの木がたくさんあり、紅葉時期には黄色に変化して、それもまた可愛らしいのですが、やはり、日本のモミジは、心に染みる味わい度がメイプルより深いのは、私が日本人だからかもしれません。来年は黄色の山にもっと赤色を彩ってくれそうで、楽しみです。

ところで、赤い葉っぱのもみじを見ていると、自然に「真っ赤な秋」の歌詞が頭に浮かんでくるんですから、不思議なものです。😆 

まっかだな まっかだな
つたの 葉っぱが まっかだな
もみじの 葉っぱも まっかだな
沈む 夕日に てらされて
まっかなほっぺたの 君と僕
まっかな 秋に かこまれている

あーあ、この歌を家族で共有できないのが寂しいなぁ.... 

追伸: 今日11/28 息子のピアノのレッスンにDr.Nのお宅に行ったところ、なんと❣️ 別の種類の日本の🍁もみじの木から1対の種を発見して、頂いてきました。😆

早速これから直接土に種を投入します!芽が出てくるといいなぁ〜



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