アメリカで歯の治療をする
歯の詰め物 ”銀歯” が取れた!
アメリカで歯の治療は厄介です.....
私は子供の頃にしっかりと歯磨きをしなかった子で、結構奥歯には”銀歯” が詰まっています。かれこれ、アメリカ移住して7年ぐらい経つのですが、今回を入れて、3度も”銀歯” がとれています。この”銀歯” は、私が小学生の時に治療して詰められたものなので、30年近くも私の歯に貢献してくれていたのですが、やはり寿命でしょうか.....
アメリカ移住直後に、左上の一番奥の銀歯が取れた時は、ハワイに在住でした。その時は、来たばかりで、まだ歯の保険にも入っておらず、日本歯科のやっている先生に泣きついて、800ドル(当時の為替で10万円ぐらい)で必要な全てを治療してもらいました。この時、保険なしで、歯1つ治療するのに、800ドルという相場が高いのか、良心的なのか、全くわかっていません。
2度目に銀歯が取れたのは、2018年の時。ハワイからアメリカ本土に引っ越して1年後のことでした。今度は左下の奥の銀歯が取れました。まだ歯の保険には入っておらず、しかも日本人歯科もいないので不安になり、翌年日本に一時帰国するまで、歯の治療を我慢しました。その間、毎日こまめに歯をブラッシングし、虫歯がひどくならないように努めました。2019年に日本に一時帰国して、実家の両親が定期的に通っている歯医院が好意的に対応してくれました。取れた”銀歯”がそのまま使用できること、虫歯が大してなかったことで、1時間ほどで詰め物は元の歯に戻り、アメリカに戻りました。日本の治療費は保険なしで約3千円ぐらいだったと思います。
ただ今年に入ってこの歯の端っこが掛けてしまい、小さな穴が空き、そこに細菌が入ったのか炎症を起こし強い痛みが耐えきれず、ついにこちらの歯医者のドアをノックしました。もちろん、保険に入っていないことを告げ、レントゲン代とその歯の状態を歯科医師が判断、薬を出してくれるだけで90ドル(約1万円ちょっと)かかりました。結局、薬で炎症が治まり放置状態です。
そして遂に歯の保険に入り、7月から利用できることになりました。アメリカの歯の保険は、入ってすぐに治療をカバーをできるものと加入後、半年や1年待ってから利用できる治療に分かれています。また、保険側がどれだけカバーしてくれるのかも、個々のデンタル保険によって変わってきますが、私が加入したものは次のプランでした。
- クラスA【予防】定期的な歯のチェック、レントゲンなど
- クラスB【ベーシック】簡単な詰め物の修復、簡単な抜歯、クラウンの修理など
- クラスC【メジャー】 根管治療、クラウン/ブリッジ治療、歯周治療など (加入後1年後)
そして、この歯の保険会社が利用できる近場の歯科医に連絡をして1週間待ちで、診てもらえることになりました。初回はレントゲンを撮って、歯の状態を確認し、治療方法をドクターと決めました。詰め物の下が虫歯になっているので、本当はクラスCのクラウン(歯冠)を被せる方が良いと言われたんですが、保険が現時点で効かないので、クラスBの白い詰め物(コンポジット)で対応してもらいました。今回の治療費はトータルで294ドル。うち私の支払い分は82ドル(1万円ぐらい)でした。
ところで、アメリカ人は ”銀歯” は嫌いなのでしょうか? その”銀歯” は使わないから!って切り捨てられました。😆 口を開けた時に、”銀歯”よりは白い歯の方がいいですけどね。。数日経っても、まだなんか歯がしっくりとしてませんが、とりあえず詰め物が入ったので気分的に楽になりました。