エメラルドグリーンの「蛾」

 これ、なんだと思いますか?


エメラルドグリーンの「蛾」です。
まさしく、この↑フォントの色そっくりなのです。

鮮やかすぎて、「蛾」とは思えませんが.... サイズも大人の両手あわせたよりも大きいです。
山の開拓中に、地面に張っているところを、偶然見つけました。

ネットで検索すると、Luna moth ルナ蛾 というものだそうです。
日本にも似ている「蛾」が生息しているようで、日本語の「オオミズアオ」の一種ではないかと思われます。ウィキペディアによると また、Actias Aliena  という学名で、ギリシャ神話のアルテミスが使われているんだそうです。アルテミスは、神話の中では月の女神と言われています。この山の中で月の光を地面に照らしているようなイメージがしてきます。

ネットで見つけた、 こちらのHPで 詳細が次の様に記載されていました。面白そうだったので、訳してみました。記事を読んでいると、自然の中で見つけること自体が珍しいこと、なんと1週間の儚い命、食べることより生殖することが生きる目的... っと、驚く情報が。
今回山の中で見つけたのは、本当にラッキーだったのかも!

「ルナ蛾は北米で最大の蛾種の1つで、翼幅は3〜4インチあります。彼らは、サスカチュワンからテキサスまで、そしてノバスコシアからフロリダまでの落葉樹林で生息しており、科学者たちは、そのエリアにいるルナ蛾が、カバノキ、ヒッコリー、ブナ、ヤナギ、チェリーなどの特定の地元の広葉樹を宿主植物として好むと考えています。

幼虫は5つの脱皮段階、つまり齢期を持ち、薄い繭に包まれ、葉にくるまって蛹の形成に至ります。約3週間後、変態が完了し、成虫になったルナ蛾は翼の前縁の付け根近くにあるギザギザ状のけづめを使ってカラをでます。彼らは通常、朝に出現し、最初の夜の飛行の前に翼を広げて乾かす時間を持ちます。

成虫のルナ蛾はまったく食べないため、痕跡の口の部分だけがあり、消化器系はありません。彼らの人生の唯一の目的は生殖することです。彼らが生殖する期間はたったの1週間、そして死んでいきます。

雌は性フェロモンを放出し、雄はその広い羽毛状の触角で遠く離れていても検出することができます。彼らは通常真夜中過ぎに交尾します。雌は次の夜までに産卵を開始し、さらに数晩続けます。卵はもう1週間後に孵化し、サイクルが新たに始まります。

フィンガーレイクス地域を含むその範囲の北部では、ルナ蛾は通常、6月に年に1回繁殖します。南部では、ルナ蛾は年に3回まで繁殖します。今年の最後の世代では、シーズン後半の日光の持続時間が短いと、蛹は休眠状態になり、発育が停止した状態になります。晩生の蛹は、秋に葉を包んで地面に落ち、冬は地面の落葉で待って、春の長い日が現れる時期を知らせます。

ルナ蛾、特に大きな幼虫と成虫は、食虫生物にとって価値の高い標的です。したがって、ルナ蛾は捕食者を撃退するための驚くべき適応を進化させてきました。毛虫は薄緑色で、餌となる葉の色と一致しています。しかし、彼らが攻撃しようとしている捕食者を感知すると、毛虫は隠蔽しているのをやめ、代わりに彼らは頭を上げて、おそらく捕食者を混乱させ、時には下顎でカチッという音を立て、続いて不快な味の液体を逆流させます。

ルナの蛾も同様に、成虫として視覚的なカモフラージュに依存しています。彼らの緑の翼は、広い葉のクラスターの中にぴったりと溶け込んでいます。さらに、前縁には赤褐色の前縁があり、涙滴形の斑点に分岐しており、芽がほとんど出ていない小枝のように見えます。したがって、人々は自然の生息地でルナ蛾を見つけることはめったになく、代わりに夜に人工照明で照らされた建物の近くでルナ蛾に遭遇することが最も多いです。」




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